少女☆歌劇レヴュースタァライトにハマり、先週一気見してしまった。
なぜ今更かと言われるとやはり上映中の映画の評判が良くて気になったというのが大きいが、
過去自分が下した評価を再考する意味合いもあった。
というのも、スタァライトは一度おもんなアニメ認定をした作品だったからだ。
遡ること3年前の夏、つまりアニメの本放送時期だが、
スカイツリーの献血ルームに備え付けられているタブレットで1話を見た。
今でこそ献血最中に爆睡できるほど血を抜かれるという行為にも慣れたものだが、
当時は回数を重ねておらず、まともにアニメなど見ていられない精神状態だったかもしれない。
もしくはスマホを弄っていてまともに見ていなかったのかもしれない。
なんにせよ感想としては「キャラはかわいいけどさっぱり意味がわからない」で、2話を見ることはなく、
(もっとも感想の軸は今も変わってない)
以後私の中では”終わった”アニメとなり、特段気にかけることはなかった。
(周りの視聴済の人間からは「中盤からめちゃくちゃおもしろくなる」と聞いてはいたが、1話があんなにもおもしろくなかったのになぜ中盤まで時間をドブに捨てないといかんのだ、という感情だったことは言うまでもない。)
以上が私が少女☆歌劇レヴュースタァライトという作品に抱いていた感想だったのだが、
先述の通り改めて見たらおもしろすぎて転がってしまった。
しかも中盤からどころではなく1話からおもしろかったし、なんだったら1話は献血ルームで見た記憶のないシーンだらけだった。
アレは一体なんだったのだろう、ベータテスト版でも見せられたのかもしれない。
かくしてアニメ12話とロンド・ロンド・ロンドなる総集編を履修し、劇場版を見る準備は整った。
が、
我が岡山県には上映館がない!
せめて香川に上映館があればなのだが、どこも等距離で遠い。
ならば!
デーーーーーーデレデーーーーーーーーーーー
ドゥーーーーーーガションガション
星屑溢れる劇場に
駆けつけ警護で愛の華
3時間弱車を駆りて
キラめく神戸に飛び込み参上
99期生モテイク
みんなをスタァライト、しちゃいます
というわけで神戸に来ました。
しばらく見ない間に三ノ宮駅前のOPAが完全に死んでいた。
道行く人の視線が痛い。
あら、あのお方、劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトを上映してへん可哀想な県から来た可哀想なお方や。
嘘やん、岡山が移るわ、穢らわしい穢らわしい。
うるさい、うるさい。岡山には貝尾集落があるんだよ。舐めんなよ。
そんなわけで200km先の最寄りの上映館こと神戸国際松竹で、
とってもよかった。
暴力的なまでに詰め込まれた映像表現が脳内に雪崩のように押し寄せ、
無事トリップした私の感情は、謎の傍観者視点になってしまった。
そうだスタァライト、お前はそれでいいんだ・・・
本当はたくさん感想とかを書くのが礼儀作法なんでしょうが、
私は少女☆歌劇レヴュースタァライトという作品を言語化できる自信がないのでやめておく。
(なんだったらいまだにストーリーよく理解してない)
とりあえず人から預かったバイクを転がす花柳香子は殺されても文句言えない。
そうしてニヤケ顔のまま劇場を後にし、
帰った。
運転時間往復6時間に対し神戸滞在時間3時間とかいう超弾丸遠征。
しかし、そこまでして見た価値は間違いなくあった。
すごかったのであと1回くらい見たいのだが、我が県には、上映館が・・・
デーーーーーーデレデーーーーーーーーーーー
ん?
岡山再生産
岡山再生産
岡山再生産
ドゥーーーーーーガションガション
ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ
ヒュン
貝尾集落をオチにすな。
終わり